フリーランスWebデザイナーはコーディングスキルが必要な理由
フリーランスでWebデザイナーを目指す方は、コーディングスキルは必須です。
その理由をいくつか説明します。
この記事で解決できること
- フリーランスWebデザイナーってコーディングのスキルも必要?
- 会社員のWebデザイナーはコーディング必要?
- Webデザインのスキルだけだと稼げないの?
目次
コーディングとは
コーディングとは、デザインしたページをWebブラウザ(Chrome・Firefox・Edge・Safariなど)で見えるようにする作業です。
デザイン制作が完了しただけではWebブラウザで表示させることはできません。
制作したデザインをブラウザで見える形にコードを書いて初めてWebサイトが完成します。
コーディング作業は、Webサイトの制作には欠かせない作業です。
稼げる金額が減る
言わずもがなですが、コーディングスキルが無いということはコーディングの業務をして稼ぐことはできません。
デザインのみ作業してコーディングのお仕事は外注すればいいじゃんって思う人もいますが、
正当な金額をクライアントからもらえないケースって結構あります。(特にオンラインで受注するクラウドワークスなどの場合)
ということは、コーディングを外注する分の予算が無かったりしますので採算が合わず、お仕事自体受注出来ない結果になってしまうことがあります。
作業効率が悪くなる
コーディングのスキルや知識が無いとWebデザインに対してどれぐらいコーディング作業に手間がかかるかわからなかったりします。
作ったデザインでクライアントに見てもらって見積りも承認してもらった段階でコーダー(コーディングする人)にお願いしたら、
その見積りでは対応できません…なんてこともあります。
また、PC画面のデザインしか作らずスマホやタブレットなど別のデバイス画面で見たときのデザインを想定しておらず、
コーディングの作業時間が大幅にかかってしまって追加費用がかかってしまうケースもあります。
コーダーやプログラマーの人と険悪になる
コーディングのスキルが無いと何でスマホやタブレット画面でページを見るとこんな見た目になっているの!?と不満を持ってしまうことがあります。
その一方でコーダーやプログラマーの人からすると、いやいやそんなデザイン、コーディングしたらそういう見た目になるし…ってなことになり、
お互いの認識が一致せず関係に溝を作ってしまうことがあります。
コーダーのスキルはHTMLとCSSで概ねOK
ここまでお話して具体的にコーディングのスキルはどのレベルまで必要なのかということですが、HTMLとCSSの言語が出来るようになればWeb制作を行う上で概ね大丈夫です。
CSSは特にレスポンシブ対応が出来るレベルになることが重要です。
※今の時代、レスポンシブ対応していないWebサイトはありません。
付加価値が上がり会社からオファーがかかる機会が増える
コーディングが出来ることにより、企業から信頼を得られるので、Web制作のお仕事をもらえる機会が増えます。
それだけではなく、「会社員として働いてくれないか」というように企業からオファーをもらえることもあります。
フリーランスとして働くことだけが選択肢ではありません。
会社員として働くことも視野に入れている方は、30代未経験が最速でWebデザイナーに転職する方法をご参考ください。
まとめ
会社員として働くのであればコーディング作業は別のスタッフに依頼すればよいかと思いますが、フリーランスの場合だとコーディング作業を依頼するだけの予算がなかったり知識が無い為にコーダーの方に手間をかけてしまい採算が合わなくなってしまうケースがあります。
コーディングスキルがあればデザイン+コーディングの合算した金額を頂くことも出来るしクライアント様から信頼を得られやすいです。
フリーランスWebデザイナーとして活躍していくにはコーディングスキルは欠かせないスキルなのでコツコツ磨いていきましょう。