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Webデザインを副業にするのは難しい?

「Webデザインを副業として稼ぐのは難しいか?」ということですが、結論「Yes」です。
ただし、その難しい段階を超えれば継続案件をもらえるようになって安定した収益を得られやすくなると思います。

僕は、現在フリーランスWebデザイナーとして生活していますが、サラリーマン時代はWebデザインのお仕事を副業として最高月収30万円の収入をもらってました。
その経験を踏まえてWebデザイナーとして副業をするのに必要なことをお話しますので参考になればと思います。

この記事で解決できること

  • Webデザインを副業って、どれぐらい稼げるの?
  • どんなスキルが必要なの?
  • どうやって仕事を請け負うの?

Webデザイナーってどんなお仕事?


上図:ワイヤーフレームサンプル

Webデザイナーのお仕事は主にホームページやバナーの見た目をデザインすることがお仕事になります。
また、デザインの前段階となるサイト設計を示すワイヤーフレームというものを作ることもあります。
ほかにはサイトの見た目をブラウザで表示させるためのコーディングと呼ばれる作業もWebデザイナーが行う場合があり、多岐にわたってこなす必要があります。

Webデザイナーの副業収入は?

Webデザイナーの副業収入は、案件の内容や必要とされるスキルによって変わるというのが一般的ですが、ぶっちゃけクライアントによって変わります。
全く同じ仕事内容でもA社では10万円、B社では30万円というように3倍ぐらい違いが出ることも結構あります。

参考までに、ITプロパートナーズに掲載(2021年4月時点)されているWebデザイン案件では、週1〜2日の勤務で案件をこなした場合、月収10〜30万円になる換算です。

必要なスキルは?

先述しましたようにWebデザイナーになるには幅広いスキルが必要となりますが、プログラマーに比べたらそこまで難しいことを習得する必要はないです。
だからこそWebデザイナーは副業にマッチしている職業なのです。

Webデザイナーとして必要なスキルは大体以下の通りです。

  • デザイン力(Adobe Illustrator・Photoshop・Figma・XDなど)
  • コーディング力(HTML・CSS・Javascript(jQuery)など)
  • Webマーケティング力(SEO・Googleアナリティクス・Web広告など)

上記に挙げたスキルをすべて習得するのは難しいので、いずれかだけでもOKです。
ただ、専門的な存在になるのが重要なので中途半端なスキルでは他社との差別化が難しくなります。

制作実績(ポートフォリオ)が必要

ほとんどの方は、Webデザイナーとして稼ぐ手段は、お客様からお仕事を請け負う場合が多いと思います。
ただ、お客様にお仕事をくださいって伝えても何者なのかわからない人にはお仕事を依頼したくないと思われてしまいます。

そこで必要となるのが、制作実績を示す「ポートフォリオ」、つまり自分の作った作品です。
スキル習得後に必ず制作しましょう。作品点数は大体5~10ぐらいが望ましいと思います。

では「どうやって作品を作ればいいの?」と疑問に思う人は以下の方法で作成することをおススメします。

  1. 知り合いや友人から無償もしくは少額で制作を請け負う
  2. クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどに登録して請け負う
  3. 自分が良いと思うWebサイトを参考に制作する

上記1と2については、稼ぎながら実績を積むことができます。
ただ、お客様のニーズに応える必要があるので自分が作りたいWebサイトを作れない場合があります。

3は稼ぐことはできませんが、自分が良いと思うクオリティの高いWebサイトを作ることができます。
次のようなデザイン参考サイトがおすすめです。

お仕事をもらうにはどうやって営業するの?

ポートフォリオが用意出来たらお仕事の依頼を頂ける会社様に営業することが必要です。

その方法をいくつかご紹介します。

クラウドワークス・ランサーズ・ココナラなどのWebサイトに登録して仕事を請け負う

既に多くの案件がサイト上に掲載されているので外出して営業をする必要がなく、在宅で営業できます。
しかし、競合相手が多く他社との差別化が出来ないとなかなか仕事を請け負うことができないデメリットがあります。
また、手数料も2~3割かかったり、クライアントから聞いていた仕事内容と違っていたりすることもあるので綿密な打ち合わせが必要です。
お仕事をもらっても採算が合わないこともあるので実績を積むことを目的としている場合のみ請負いましょう。

制作会社にメールを送る

Web制作している会社にメールを送って仕事をもらえる場合もあります。
メール本文には自己PRとポートフォリオを添えて送りましょう。
ただ、制作会社には自社にデザイナーやコーダー等のスタッフが既に在籍していることがあります。
繁忙期で自社のスタッフでは手に負えなくなっている状況でお仕事をもらえることがありますが、納期が短いため、夜中にお仕事ということも…なので時間の調整には気を付けましょう。

制作会社に転職し、円満退職して仕事をもらう

個人的におすすめの方法がこちらです。
まずはサラリーマンとして転職し、仕事をしながら実績を積みしょう。

どんどん仕事をこなしていくうちに上司や仕事仲間から信頼を得られるようになります。
そのタイミングでお仕事を辞めたい意向を伝えてください。会社の中で必要な存在になっていれば、上司に止められる可能性が高いです。
そこで上司に「外注先として働かせてください。」と提案します。

会社にとってサラリーマンは固定費です。業務委託にすれば、お仕事が無い場合は給与を払う必要がありません。
忙しいときだけ仕事を依頼すれば良いと考えるので会社側は断る理由はありません。

既に信頼を得ているのであれば、継続案件にも繋がりやすいです。
時間はかかりますが、急がば回れですね。長期的に考えましょう。

サラリーマンが副業する際に思う疑問や不安

僕自身が副業を行っていた際に思った疑問・不安や解決策をお伝えします。

副業していることがばれないようにするにはどうしたらいいの?

会社に副業がばれるケースは以下の3つです。

副業分の収入も給料に加算され、住民税が増える

年間で20万円以上の収入を獲得し、確定申告の際に何も対策しなければ、副業分の収入に課税された住民税は勤め先に通知されてしまいます。
この通知を阻止出来れば、副業がバレることを防げます。

対策としては、確定申告の書類に「住民税の徴収方法の選択」という欄があります。
「給与から差し引き」と「自分で納付」の2つの選択肢があるので「自分で納付」を選択しましょう。

「自分で納付」を選択すれば、副業分の住民税の通知が自宅に届き、住民税を自分で納税できます。

この対策をすることで、勤め先へ住民税の通知はされず、副業がバレることもなくなります。

会社の同僚に副業していることを密告される

仲の良い同僚に副業をしていることをつい話してしまい、その後その同僚と不仲になって副業していることを会社にばらされる…なんてこともあります。
このようなケースは不用意な発言を控えれば問題ありません。

SNSに副業のことを投稿して関係者に見つかる

つい嬉しくなって副業で得た収入をネットで公開すると、関係者に見つかってにばれてしまう可能性があります。
自分の投稿が世界中に公開されていることを意識して注意しましょう。

 

その他、すでに結婚されていてパートナーが主婦(主夫)がいる人であれば、そのパートナーに個人事業主になってもらってお小遣いという形で収入を得る方法があります。
この方法なら例え密告されたとしても自分自身が収入を得ているわけではないので、ばれることはありません。

副業する時間がないのですが…

まず1日のタイムスケジュールを確認しましょう。1日のうちに本業は何時間しているのか?家に帰ってからどれぐらい時間の確保ができそうか?など。
僕の場合、昼食を食べた後の昼休みと、夕食を食べた後、土日それぞれ午前中を作業時間に費やしていました。

正社員で働く方は残業が多い場合があると思います。
会社と交渉して早く帰宅させてもらうようにお願いするか残業が少ない会社に転職することをおススメします。
サービス残業している会社はすぐにでも転職したほうが良いです。給与に反映されないし、不満は貯まるばかりか家族からも家事や子育てに協力的じゃないと批判を受ける場合があります。

副業するのにお金ってどれぐらい必要なの?

Webデザインするのに必要最小限なものは以下の通りです。

  1. ある程度スペックのあるデスクトップPC(価格:7~15万円)
  2. Adobeソフトの契約(Creative Cloudコンプリートプラン:6,248 円/月 (税込))

上記1についてはノートPCではなくデスクトップPCがオススメです。
なぜなら画面が小さいとデザインを俯瞰して見れないので作った後にバランスが悪くなっていたりします。
また、Adobeソフトを使うことになるのである程度のスペックが無いとスムーズに動作しない場合があります。

詳しくは、メーカー担当者が厳選!Webデザインにおすすめのデスクトップパソコンで最適なPCを選ぶと良いかと思います。

上記2についても必須です。
かなりハードルが高いと思われますが、稼げるようになれば決してコストパフォーマンスは悪くはないと思います。
また、初学者の方にはスクールに通いながら安価にアプリの購入が出来る方法があるそうです。

詳しくは、【2022年も継続中】Adobe CCを社会人でも学割で購入し続ける方法【スクール比較】をご覧ください。

追伸:13歳以上の学生のお子さんをお持ちの方は、その名義を借りて安価に購入する裏技があるようですが、正確にはNGかもしれませんので自己責任で試してみてください。

Webデザインを独学で学んで稼げるのですか?

独学で学ぶための教材はたくさんあります。また、YouTubeや個人ブログでもたくさんの方が無料で情報を発信してくれています。
初期投資をなるべく抑えたい方や自主的にコツコツ努力できる方であれば、簡単な案件に取り組んでお小遣い程度を稼ぐことができると思います。

しかし、これらの方法には時間がかかったり、思うように進歩しなかったりで途中で挫折してしまう方も少なくありません。
また、このWeb業界は20代と平均年齢が若く技術の移り変わりも激しい為、30代以上の方が学ぶには独学では厳しいです。

できるだけ早くスキルを習得したい、挫折したくないという方にはオンラインスクールに通うことをおススメいたします。

30代未経験が最速でWebデザイナーに転職する方法

 

最後に…副業は本業と同じ気持ちで働くことが大事

本業のお仕事をやりながらだとなかなか時間が無い方が多いと思います。
なので副業は本業のついでみたいに考えてしまいがちですが、お客さんからすれば、本業も副業も関係ありません。

自分の会社を起業している気持ちでお仕事をしないと品質や納期などお客さんの希望に沿わず、迷惑をかけてしまうことがあります。
そうなるとせっかくご縁があってお仕事を頂いたのにそれっきりになってしまうことがあるので、1つ1つのお仕事には真面目に取り組む姿勢を心がけましょう。

Webデザインを始める為にはスキル習得・実績はもちろん、PCやライセンスの購入とハードルはありますが、そのハードルを越えられたら競合相手との差別化になり、
安定して稼ぎやすくなります。在宅でお仕事ができるので副業にはとても適しているのでぜひチャレンジしてください。

 

 

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ryosuke

フリーランスWebデザイナーとして活動中。Webデザイン・コーディングをメインに約8年の実績を積み重ねてきました。大阪市在住、アラフォー男子。大学中退→広告代理店でグラフィックデザイナー10年→WEBエンジニアになるため200万円セミナー投資して転職活動したが失敗→Webデザイナーに転職→フリーランスに転身。日々の暮らしが楽しく豊かになる人生を目指してコツコツ励んでます。

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